半田の「蔵のまち」へ、ふらりと遊びに行ってきました。
名古屋から高速を使って1時間かからないくらいでしょうか。
まずはお昼、「魚太郎 蔵のまち店」のおばんざい食べ放題のランチです。
そのまま車を置き、歩いてすぐの「半六庭園」、「国盛 酒の文化館」、通りを挟んで「ミツカンミュージアム」があります。
ゆったりと運河の流れる街並みは、タイムスリップしたような気分になれますよ。
少し離れた「赤レンガ」も徒歩圏内。
旧ビール工場だった建物は、悲惨な戦争の傷跡も刻んだ貴重な建物であることを知ったのでした。
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魚太郎 蔵のまち店のおばんざい食べ放題ランチ
まずは腹ごしらえ、魚太郎さんでランチです。
街並みに合わせた黒壁のお店です。
こちらのお店はメイン料理におばんざいやデザート、ドリンクが食べ放題になるランチです。
どれを選んでも1,580円(税抜)、時間制限は90分です。
こちらが「海鮮丼」。
そしてこちらが「大海老・穴子天丼」。
素朴な和食のお惣菜は家庭の味でおいしいです。
そしてこれ。
目の前にあるミツカン酢さんの酢ドリンクバーがありました。
水で5倍で薄めて飲むんですが、サッパリとしておいしい!
開店の11時を少し回ったころに到着しましたが、お店の前にはもう何人か待っていました。
12時過ぎには食べ終わってお店を出る頃と、20人くらい待っていたので土日祝は行列覚悟で出かけた方がよさそうです。
半六庭園
魚太郎の駐車場横に散策用の駐車場に車を止めたのでそのまま車を置き、腹ごなしがてら周辺を散策です。
(と行っても歩いてすぐなので腹ごなしにもならないです。)
半六庭園(旧中埜半六邸)のお庭を散策です。
江戸時代から海運業・醸造業で栄えた豪商「中埜半六家の邸宅だそうです。
邸宅は、「おとうふ湯葉いしかわ」という、雰囲気のあるお店になっていました。
緑の多い庭園は解放されていて、誰でも散策ができます。
国盛 酒の文化館
庭園から曲がってすぐのところが「酒の文化館」。
黒壁の続く細い道がなんとも情緒的。
要予約なので外から見るだけでもと思ったのですが、空いていれば入れるようです。
入口すぐに受け付け用の電話が置いてあります。
2階が博物館になっており、「築100年の建物なのでゆっくり、気をつけて上がってくださいね。」と言われました。
入口すぐのところに電話があるので、入れるか聞いてみましょう。
建物はもちろん、展示で並んでいるのも年代モノ。
細かな道具などもあって、レトロ好きにはたまりません。
嬉しい試飲コーナーも。
これがどれもおいしかったのでした。
という訳で「酒蔵のあまざけ」と「なしのお酒」を併設の売店でお買い上げ。
「なしのお酒」はラ フランスのような味わいで、下戸のわたしが飲んでもおいしいです。
なし果汁50%とフルーティーで飲みやすいですが、アルコール度7%なのでたしなむ程度で。
MiMミツカンミュージアム
こちらがミツカンミュージアムです。
10月なのでハロウィンバージョン!
こちらはさすがに日曜日なので予約は満員、売店だけをのぞいてきました。
消しゴムやタオルなどの面白グッズがたくさん並んでました。
「味ポン」ストラップはオリジナルでしょうか?笑
魚太郎さんでいただいた酢ドリンクがおいしかったので、こちらの売店でお買い上げしました。
こちらはストレートタイプです。
見学ツアーでは、オリジナルラベルの「味ポン」も作れるそうなので、是非予約してから出かけてくださいね。
http://www.mizkan.co.jp/mim/
半田赤レンガ(旧ビール工場)
半田の旧ビール工場の赤レンガ建物です。
実際に足を運ぶと、歴史のある古い建物で重厚感があります。
明治建築界の三巨匠の一人である妻木頼黄氏(つまきよりなか)の設計で、横浜赤レンガ倉庫や日本橋の装飾部などを手がけた方だそうです。
外から見ると観光スポットらしい美しい外観ですが、中は当時のビール工場をそのまま残しており貴重な建築物で登録有形文化財にも指定されています。
館内の様子は無料で回れますが、カブトビール誕生の歴史を、模型・映像・当時の写真等で紹介している展示コーナーもあります(有料)。
当時作られていた「カブトビール」は復刻されて、こちらの売店で購入することができます。
併設のカフェでも味わうことができますよ。
レトロな建物で、復刻された味わいあるビールをいただいて明治へタイムスリップできます。
残念ながら車だったので、カブトビールはお土産で。
持ち帰ったらすぐに冷蔵庫へ入れてください、とのことでした。
下戸なのでわたしんは飲んでませんが、レベルが素敵なので空き瓶だけコレクション(笑)。
撮影スポットには流行りの「吹き出し」も用意されていますよ!
半田赤レンガはまた「戦争遺跡」でもあります。
華やかな建物の裏、北側壁面には戦争の空襲による機銃掃射の痕が残されています。
当時は建物が中島飛行機の衣糧倉庫として使われていたため、激しい攻撃を受けたそうです。
当時そのままに残された壁面は、戦争の悲惨さを伝えて続けています。
是非足を止め、見上げて帰ってくださいね。
まとめ
運河沿いの「蔵のまち」、両岸の黒壁はミツカンの蔵です。
橋の反対側は、川面に降りて運河沿いを散策することもできます。
赤レンガにも大きな駐車場がありますが、「蔵のまち」からは10分ほどで歩いて行けますよ。
タイムスリップの散策はいかがでしょう。