これからやってくると言われる「食糧危機」のために食糧備蓄を始めています。
主食はお米で現在100㎏を備蓄、ご飯に合う副菜として「梅干」も備蓄しています。 もともと保存食で環境次第では10年保存可能と言われる「梅干」は備蓄の強いミカタですね!
しかしスーパーで販売されている梅干しは要注意、長期保存が可能な梅干しとNG梅干しがあるので必ずチェックするポイントをご紹介しますね!
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【食糧備蓄】真空パックで家庭でお米を備蓄!食糧危機に備え100kg、我が家の備蓄方法
備蓄用の梅干しの選び方
梅干しと言えば保存食、昔は大量の梅干しを漬け込んで翌年の収穫まで保存して食べてるイメージのある昭和世代からすれば「梅干し」は長期保存が可能と思い込んでいました。
けれど平成、令和と時代が移り変わり、梅干し界にも減塩の時代へ。 スーパーに並ぶ梅干しは減塩8%~12%ほど、はちみつをなどでマイルドにした梅干しもありますね。
昔ながらの梅干しは塩分20%ほど、この大量の塩が長期保存を可能にしていた訳で、備蓄用に選ぶなら塩分が20%以上の梅干しを選ばなければいけません。
が、食べきり少量パック販売のスーパーには減塩梅干ししか並んでいません。 昔ながらの梅干しを購入するなら通販か、梅干しの産地である和歌山などに足を運んでもいいかもしれません。
備蓄には塩分20%以上の梅干しをチョイス
備蓄するなら塩分20%以上の梅干しを選びましょう。
今回は「ふるさと納税」で見つけたこちらを取り寄せました。 気に入ったので2箱目も購入。
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大粒の梅干し、「白梅干」とは紫蘇を入れず本来の梅の色のままの梅干しのことです。 梅と食塩だけ、無添加梅干しなのも有難い。
賞味期限は「2023年5月」と1年になっていますが、これ以降の備蓄は自己責任ってことですね。
保存の仕方は?
保存は直射日光、高温多湿を避け、冷暗所で保存と書かれています。
我が家はクローゼットに入れ、出来る限り窓を入れてクローゼットと窓を開けて喚起するようにしています。
食べる際には塩抜きを
塩分20%はさすがに身体には悪いので、そのまま食べる時には塩抜きをしていただきます。
そのまま調味料代わりにも使用することができます。
梅干しの塩抜きのやり方は?
同梱されていた「梅干しの塩抜き方法」をご紹介します。
用意するもの
- 梅干し・・500g
- 塩・・小さじ1
- 水・・2~4リットル
- ボウル(大きめのもの)
① 梅干500gをボウル等の大きめの容器に入れ、水2~3リットルを入れる。
② 塩小さじ1を入れ軽くかき混ぜて、お好みの塩分になるまで置いておく(真水でもOK)。
(好みもあるが10~15%が食べやすい塩分と言われる)
③ 水に浸けた後の梅干しは水分を含んで水っぽくなってるので、ザルに上げ5時間程おいて十分に塩分を切りる。
(少し硬めがよい場合は1~2時間天干ししてもOK)
④ 塩抜き後の梅干しは冷蔵庫で保管し、賞味期限に限らずお早め食べきる。
塩抜きの時間と 減塩の目安 | 塩抜き前 | 12時間 | 24時間 |
約22% | 約12~15% | 7~10% |
*ぬるま湯(約40度)を使うとより短時間で塩抜きが可能。
注意点
塩抜きする場合は、1~2か月で食べきれる分量を少量づつ塩抜きすること。
塩抜きが足りない場合、ぬるま湯を使ったり、浸けおき時間を長めにとること。
切れめがあると通常品より塩が抜けやすいので時間を短く調整すること。
気温等の環境によって塩の抜け具合が変わるため、調整しながら塩抜きすること。
真空パックで保存
梅干しも真空パックに入れ替えて保存します。
入口を4㎝ほど折り曲げ、使い捨て手袋をして梅干しを崩さないよう丁寧に詰めていきます。
重ならないように半分(1kg)を詰めました。
真空で吸引するとせっかくの梅がつぶれてしまうので「ウェットモード」で、さらに「手動吸引モード」があればそちらで。
「手動吸引」なら潰れない程度まで空気を吸引、シールします。
左が「真空モード」、右が「自動吸引モード」、真空モードの梅干しは半分くらい破れてしまって失敗。
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さいごに
自然食品でご飯にも合う「梅干し」、ぜひ食糧危機に備えて多めに備蓄することをおすすめします。
おばぁばでした!