焼き餃子はもちろん、鍋に入れてヨシ、揚げてもまたヨシ、一年中楽しめる餃子は老若男女みんな大好きですよね。
お店の餃子もおいしいけれど、やっぱり家で作る餃子が一番!ってご家庭も多いのではないでしょうか。
それでもいざ作るとなると材料を集めて、捏ねて、皮に巻いて・・・と結構手間と時間がかかり、ついつい敬遠しちゃうもの。
しかも家で作って冷凍した餃子って、「なぜだか上手に焼けないの・」・・って方が意外とたくさんいらっしゃるんです。
そんな悩みを一発解決!
今回は手作り餃子の上手な冷凍の仕方を伝授しちゃいます!
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餃子の保存は冷凍が基本
餃子は保存も冷凍が基本です。
なぜなら餃子は具も皮も水分が多い上、ひき肉を使っているので痛みやすいからです。
作った翌日に食べる場合にも、冷凍かパーシャルで保存しましょう。
長時間冷蔵していると痛みやすいだけではなく、皮が具の水分を吸収してふにゃふにゃになってしまい、形が崩れやすく上手に焼けません。
そうなってしまうと持ち上げると皮が破れてしまい、せっかくの餃子が台無しになってしまいますよね。
餃子の冷凍にラップはNG!
普通は食べ物を生で冷凍すならラップに包んだり、ジップロックなどに入れるでしょう。
けれど餃子を冷凍する場合はラップはNGです。
なぜならラップで密封してしまうと、具の水分を皮が吸収してしまい焼く前から形や味が変わってしまうからです。
そのために焼いてもパリッと上手に焼けず、最悪の場合は皮が破れ失敗してしまいます。
水分を逃さないラップは、餃子にとっては宿敵なのです。
ラップではなく餃子にはクッキングシートを使おう
餃子を冷凍する時にはトレイの上にクッキングシートを敷きましょう。
なぜクッキングシートを使うのかといえば、クッキングシートは余分な水分を吸収してくれるのです。
餃子の場合水分が多いため、逃がしてやった方が形が崩れずきれいな形で冷凍できます。
ちなみに餃子を作る時にも、作った餃子はクッキングペーパーの上に並べましょう。
お皿にラップを敷いたり、直接並べてしまうと餃子がくっついて皮が破れてしまうことがあります。
クッキングシートはオーブンペーパーと名前が違うだけで中身は同じ。
オーブンペーパーとして使わない方も、お肉を切る時などまな板に敷いてから切ると汚れず便利ですよ。
何かと使えるので、わたしはこちらの日本製の業務用を使っています。
さあ、冷凍しましょう
前置きが長くなりましたがいよいよ冷凍です。
このように餃子をくっつかない程度に離してクッキングシートの上に並べます。
アルミトレイの方がいいかもしれないですが、我が家の冷凍庫とこちらの木製トレイのサイズがぴったりなのでこれを使っています。
なぜ離すのかと言うと、バラバラの状態で冷凍したいからです。
並べたらこのまま冷凍庫へ入れますが、この時に絶対に上にラップをかけてはいけません。
そのままじゃ乾燥してカピカピになっちゃう?!って思いますよね。
冷凍餃子を思い出してみてください。カピカピに固まってますが、蒸し焼きにすればしっとりとした皮でおいしく焼けますよね!
冷凍されて固まったらジップロックへ
冷凍されて固まったらバラバラにしてジップロックに入れて保存しましょう、わたしは一晩くらい放置しています。
餃子はクッキングペーパーにはくっつかないのでサラッと外れてくれます。この時よくみるとクッキングペーパーに餃子の跡があり、水分を吸い取っているのがわかります。
後は好きな数をジップロックから取り出して焼くだけ。
ただしカピカピに固まった餃子は端の部分がポキッと折れやすいので取扱いには注意しましょうね。
解凍せずに冷凍のまま焼きましょう
冷凍した餃子は解凍せずに冷凍のまま蒸し焼きにします。蒸し焼きにすると水分を吸収し、元のプルッとした皮に戻るという訳です。
水を入れるときに小麦粉を入れて溶かした水を使うとハネができ、焼き色が綺麗に仕上がります。「こんな小麦粉ほしかった」は水に溶けやすいのでササッと使えて便利ですよ。
この小麦粉はホワイトソース、チーズケーキ、カスタードクリームなど。少しの量を溶かしたい時にサッと溶ける上にダマにならず便利です。
けれどクッキーなどに使うとパサパサした感じになってしまうので普通の小麦粉と使い分けましょうね。
さいごに
これは何度も餃子の冷凍に失敗しつつ、試行錯誤した結果のワザです。
どうやらラーメン屋さんで同じように冷凍していると聞いてからは、知り合いにもススメて好評です。
餃子は作るのが手間で、いつもまとめて100個くらい作って冷凍ストックしてありますよ。
ぜひ試してみてくださいね!