名古屋人にはお馴染の「しるこサンド」。
そう言われればいつから食べてるんだろう?と遠い記憶を探ってみたのだけれど、
ものごころついた頃にはもうおやつで食べてた気がするんですよね、しるこサンド。
それもそのはず、なんと「しるこサンド」は今年で50年なんですって!
素朴で懐かしい味のする「しるこサンド」、半世紀も生き残ってきたなんてすごいですねよね。
作っているのは愛知県小牧市の「松永製菓」さん。
ついには全国区となってしまった「しるこサンド」の秘密を探ってみました。
目次
おいしさの秘密は2つの隠し味
ビスケットの間にはさまれているのはもちろん「小豆」。
パウダーになった小豆を材料に使っています。
小豆だけでは甘さはありません。
そこで甘さをプラスするために隠し味を2つ投入します。
隠し味その①
最初の一つはそう「はちみつ」です。
これはなんとなくわかりますよね。
では、もう一つ何がブレンドされているのかわかりますか?
隠し味その②
もう一つの隠し味はなんと「りんごジャム」。
そう言われてもりんごの味ってしますか?
ちょっと意外な隠し味でした!
3枚食べると、あら不思議
隠し味をブレンドするのは小豆の味をやわらげるためなんだそうです。
わざと小豆の味を主張しないことで、なんとなく物足りなくてもう一枚と手がでるくらいがちょうどいいとのこと。
「飽きずにたくさん食べてもうらう」ための工夫なのです。
松永製菓さんのお勧めは「まずは3枚」食べてみるんだそう。
1枚、2枚、そして3枚食べると、あら不思議!
おしるこの味がするそうですよ。
しるこサンドのお勧めアレンジメニュー
松永製菓さんでは、公式サイトにアレンジメニューを載せています。
意外な食べ方もあるので、是非やってみてくださいね。
牛乳につけて
牛乳でしるこサンドを程良く柔らかくして食べると、また違った味わいです!
温めた牛乳に浸して食べるのもイイですよね。
コーヒーにつけてもおいしいかも?
これは王道でしょうね。
温めた牛乳の方が染み込みやすいのでおススメです。
お酒のお供に
程よい甘さのしるこサンド。意外とお酒に合うのです!
ハイボールやワインのお供にぜひ。
また、そのままでももちろんおいしいですが、変り種として「しるこサンドクラッカー」にキムチをのせてみてください、新感覚のおつまみに大変身しますよ!
キムチとは驚きです。しかもお酒のおつまみとは(笑)
チャレンジャーは是非どうぞ。
チーズを乗せて
しるこサンドのひかえめな甘さと、チーズの塩気が相性バツグン!
しるこサンドはもちろん、しるこサンドクラッカーにもよく合います。
これも普通においしそうです。
ほんのり甘いしるこサンドにチーズはクセになりそう。
アイスクリームと一緒に
アイスクリームとウエハースを一緒に…よく見る光景ですよね。
しるこサンドだって負けていません!アイスクリームに添えて、すくって、つけて、ぜひお召し上がりください。
はい、これもおいしいこと間違いないですね。
ハーゲンダッツ『ジャポネ<黒蜜きなこアズキ>』は最高だと思われます。
しるこサンド天ぷら
しるこサンドを天ぷらに!?という食べ方もあります。
ほくほく食感でおいしいです。みなさんもご家庭で作って食べてみてください。
これはさすがにないっしょ!と思いますよね?
でも名古屋市東区の天ぷら割烹「月の庭」で実際にメニューにあるんだそうですよ。
新しく生まれ変わった”生”しるこサンド
「生しるこサンド」があるって知っていました?
実はこれは要冷蔵の上に、賞味期限が2週間と本当に「生」。
そのため工場売店くらいでしか販売されていなかったそうなんです。
わたしも地元愛知県民ながら見たことがありません。
それが今回リニューアルして、常温保存可能で賞味期限も4週間になりました。
これであちこちで買えるようになるんでしょうね。
今度見つけたら是非買って食べてみたいです。
抹茶・つぶあん・こしあん、の3種類です。
松永製菓のカフェでしるこサンドが食べ放題!
そして小牧の松永製菓直営店の併設カフェコーナーでは、工場直送の10種類以上のビスケットが食べ放題なんです。
ドリンクバーもついていて、とってもお得に味わえますよ。
- 大人(小学生以上) 400円
- 3歳〜5歳 150円
- 2歳以下 無料
*制限時間は60分
さいごに
なんと松永製菓さんは、工場の大きな敷地内でボーリングも経営されているそうなんです。
ボーリングで汗を流して、小腹がすいたらビスケットのバイキング。
そして帰りに売店で「生しるこサンド」を買って帰りましょう。